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今回は、武田信玄ゆかりの地「甲府」をレポートします!

武田信玄像・・・

戦国最強といわれた武田軍団を率いた名将だね。永遠のライバル越後の上杉謙信との川中島での戦は10数年にわたって行われたんだよ。

謙信から「塩を送られた」エピソードも有名だね(でも真偽は定かでないんだって)。JR甲府駅南口にあるこの銅像は、昭和44年4月12日(信玄公の命日)に完成。台座を含めた高さが6.2メートルもあって大きいね。歴女たちの間では戦国武将ブームだけど、信玄公の人気はどうかな?

昇仙峡・・・

国内有数の景勝地。読売新聞社主催の「読者が選ぶ平成百選」(2009年)にも富士山に次いで2位に選ばれているよ。覚円峰や弥三郎岳、仙娥滝など見所満載。青葉の季節もいいけど、紅葉の季節は圧巻の景色が楽しめるよ。ロープウェイ山頂のパノラマ台駅(羅漢寺山)からは、山梨県内にある日本の高峰1位の富士山や2位の北岳、3位の間ノ岳などが一望できるので乗ってみてね。

甲府城跡(舞鶴城公園)・・・

甲府駅からも近く、山梨県庁の向かいにあるよ。甲府城は別名・舞鶴城とも呼ばれていて、広大な城跡は県指定の史跡だけど公園として無料開放されているんだ。天守閣跡に立つと、甲府の街や山並みが360度のパノラマで楽しめるよ。春は桜の名所で、大勢の花見客で賑わうんだって。

藤村記念館・・・

明治初期に睦沢村に建てられた旧睦沢学校校舎。現在は甲府駅前北口広場に移築されて、地域交流の場として利用されているよ。黒漆喰塗り窓はガラスの扉と鎧戸の二枚扉になっていて、当時の県令藤村紫朗が推進していた「藤村式建築」という疑洋風建築の代表作なんだって。教室の様子も再現されていて、とても趣のある施設だね。1967年に国の需要文化財に指定されているよ。

武田神社・・・

武田信玄を御祭神として祀っている神社で、元々武田氏三代(信虎・信玄・勝頼)が60年余りにわたり居住していた館跡(躑躅ヶ崎館)なんだ。当時のお堀や石垣、古井戸なども残っているよ。信玄公ご息女誕生の際に産湯に使われた「姫の井戸」は、別名「茶の湯の井戸」ともいい、茶会にも使われたんだって。この井戸からは茶釜などの品が発掘されていて、武田家ゆかりの遺宝とともに宝物殿に収蔵されているよ。

グルメ(ほうとう)・・・

山梨といえば『ほうとう』だね。「農山漁村の郷土料理百選(2007年)」に選ばれているよ。ボクも食べてみたけど、カボチャ、じゃがいも、里芋、白菜、ねぎ、ごぼう、にんじん、しいたけ・・・わぁ野菜がいっぱいだ〜。『ほうとう』は中国から伝えられた「饂飩(はくたく・はうたう)」が語源だとか・・・。文字を見るとわかるけど、つまり『うどん』のことだよね。でも一般のうどんと違って、塩を入れずに練り上げてコシをあたえないんだって。あの武田信玄も野戦食として食べていたらしいよ。ちなみに、汁粉の中に麺だけが入った「あずきほうとう」というのもあるらしいよ。これは、デザートだね。

甲府市

甲府盆地の中央に位置する山梨県の県庁所在地。昼と夜の気温差が大きく、年間の日照時間が日本一長く降水量が少ない気候は農産物の栽培に適しているんだ。ぶどうや桃の産地としても知られているね。ボクはまだお酒飲めないけど、甲州ワインは国産ワインの中でもトップクラスの評価と人気だよ。2027年開業予定のリニア中央新幹線の停車駅建設も計画されていて開通が楽しみだね。

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