日本海に面する南北2.4km, 東西16kmの広大な海岸砂丘で、観光可能な砂丘としては日本最大。山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定されているよ。

らくだ遊覧やパラグライダー、サンドボードなどが楽しめるエリアや「鳥取砂丘海水浴場」もあって、四季を通して楽しめるんだけど、この日は前日の雨で水たまりがあったりして、有名な『風紋』などが見られなかった。砂嵐のような強風で歩くのも大変だったよ

1955年に国の天然記念物に、2007年に日本の地質百選に選定された、年間約130万人が訪れる誰もが知る鳥取県の名勝だね。

鳥取藩主池田家の居城だった久松山（きゅうしょうざん：海抜263m）の城跡に建つ洋風建築で、国の重要文化財になっているよ。1907年（明治40年）に、池田家第14代当主・池田仲博（なかひろ）侯爵が別邸として建てたんだ。

フレンチ・ルネッサンス様式を基調とした木造瓦葺（かわらぶき）2階建てで、背面のベランダからは、市の指定名勝・宝隆院（ほうりゅういん）庭園が一望できるよ。最初から皇族の宿泊を意図して設計・建築されたといわれていて、完成した年に皇太子嘉仁親王（のちの大正天皇）の山陰行啓（さんいんぎょうけい）時の御宿所として利用されたそうだよ。

館名は随行した元帥海軍大将東郷平八郎が命名したもので、彼の筆による額が現存しているよ。映画のロケ地としても使われたことがあるんだって。建物周辺の久松公園は、春は桜、秋は紅葉の名所として各地からたくさんの人が訪れるよ。

「鳥取にはスタバはないけど、日本一のスナバがある」という県知事のユニークな発言を受けて2014年に鳥取駅前に誕生して以来、人気を集めているよ。元々鳥取県は、一般家庭におけるコーヒー支出金額が全国一になるなどコーヒーが大好きな県民性なんだって。オープン翌年の「平成27年鳥取県内の観光地などの認知率」調査で、1位･鳥取砂丘、2位･水木しげるロード、3位･大山に続き、すなば珈琲が4位にランキング。そして翌28年の調査では1位を獲得して、鳥取に行ったら外せない観光名所になったんだ。

店内には日本地図が貼ってあって、どの地域から来店されたのかわかるようになっていたよ。国内だけでなく海外の人もたくさん訪れていているのがわかるよ。すごいね！

鳥取駅前店で鳥取砂丘の砂を使って焙煎された砂焼コーヒーの他に、お腹が空いていたのでお店の方オススメの『モサ海老カレー』を食べてみたよ。モサ海老は、甘エビよりもねっとりしていて甘みが強く美味しいのに、鮮度劣化が早いため、まさに地元でしか味わえない幻のエビなんだって。機会があったらぜひ食べてみて！

鳥取砂丘近くにある、世界で唯一の「砂」を素材にした美術館。砂で作られているとは思えないほどの迫力と、細部まで丁寧に表現された砂像は圧巻。2006年から「砂で世界旅行」のコンセプトで、毎年さまざまな世界の風景や人物を表現しているよ。

ボクが行ったときは『南アジア編』の展示期間で、世界各国の砂像アーティストの作品が紹介されていたよ。ボクの砂像も作ってくれないかな。屋内施設なので、雨の日でも楽しめるよ。

羽柴（のちの豊臣）秀吉の兵糧（ひょうりょう）攻めで有名なお城。久松山の自然地形を利用し築かれた山城で、防御性の高さや山頂からの優れた眺めから、織田信長に「日本（ひのもとに）にかくれなき名山」と証され、「堅牢（けんろう）な名城」として、国指定史跡・日本百名城に数えられているよ。

現在は天守跡や二ノ丸跡などが残っていて、眼下には『仁風閣』や鳥取市街が望めるよ。最大の特徴は、亀の甲羅のような丸い「天球丸（てんきゅうまる）巻石垣」（復元）で、国内で唯一の貴重な石垣なんだって。

ちなみに校歌も数多く作曲していて、2018年の夏の甲子園で準優勝した、秋田県の金足農業高校の校歌も作曲したそうだよ。

県を代表する観光地「鳥取砂丘」と地元出身の漫画家・青山剛昌氏の人気作品「名探偵コナン」の全国的な知名度を生かして、2015年から鳥取空港の愛称を「鳥取砂丘コナン空港」にしたんだって。到着ロビーではメインキャラクターのオブジェがお出迎え。ボクも一緒に記念撮影したよ。空港内には、コミックにも登場する喫茶店があったり、アートギャラリーやメモリアルスポットなどファンにはうれしい見所満載！