身近な病気、生活習慣病とは
まだ年齢が若く、特に体調不良を感じることが少ない20代。しかしながら、不規則な生活や食生活などを何年も続けていくと、生活習慣病の発症や進行を促す原因となってしまいます。生活習慣病には、「七大生活習慣病」と呼ばれるがん・心疾患・脳血管疾患・糖尿病・高血圧性疾患・肝硬変・慢性腎臓病などがあります。図表の年齢階級別にみた死因順位からも、年齢を重ねると生活習慣病のリスクが高くなることがわかります。
生活習慣の現状と見直し・備えの大切さ
普段の生活習慣が病へつながっていくと言われますが、年齢別の喫煙している人の割合と飲酒に関する傾向を見てみましょう。下の図表を見ると、男性は喫煙している人の割合、生活習慣病のリスクを高める量の飲酒をしている人の割合が女性より高いのが分かります。若い時から生活習慣を見直せば病気を防ぐことができると同時に、万一の備えとして独身時代から医療保険に加入しておけば将来も安心して働くことができます。生活習慣病は入院が長くなりがちですので、このような病気になる前に予防することも大切です。
おすすめは「医療保険」の加入と「がんの特約」の付加
医療保険だけではなく、がんの診断時、入院時などを保障するがんの特約の付加がおすすめです。最近では、がんになっても入院は短く、通院で治療するケースが増えてきており、それが長期にわたることもあります。がんの手術後、働きながら通院するケースもありますので通院特約をつけるのも良いでしょう。また、医療技術は日々進歩しており、公的医療保険制度が適用にならない治療は高額になる場合がありますので、このような治療に対応する先進医療特約などをつけることもできます。
医療保険とがん保険にそれぞれ単体で入ると保障は手厚いですが、保険料は高くなります。医療保険にがんの特約をつけることによって、必要なところだけ保障を厚くするというやり方で保険料を抑えることが可能です。また同じ保障内容でも、払込期間によって月々の払込保険料が変わります。事前にシミュレーションし、自分に合った払込期間を選択することが大切です。
保障内容が同じだった場合、以下の例では、加入当初の月払保険料は、終身払のほうが60歳払済・65歳払済と比べて安くなります。
60歳までの総払込保険料については、「終身払」が1,176,960円と最も低くなりますが、90歳まで払い続けると2,280,360円となり、「60歳払済」の2,154,240円、「65歳払済」の2,180,040円の総払込保険料よりも多くの保険料を払い込むことになります。
医療保険キュア・ネクスト<三大疾病無制限型>
日額5,000円・先進医療特約(2018)付加・がん一時金特約100万円・ がん通院特約5,000円
保険期間 | 終身 | |||
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保険料払込期間 | 60歳払済 | 65歳払済 | 終身払 | |
月払保険料 | 28歳~ | 5,610円 | 4,910円 | 3,065円 |
40歳~ | ||||
50歳~ | ||||
60歳~ | - | |||
65歳~ | - | - | ||
70歳~ | - | - | ||
80歳~ | - | - | ||
90歳~ | - | - | ||
総払込保険料 | 60歳時点 | 2,154,240円 | 1,885,440円 | 1,176,960円 |
65歳時点 | 2,180,040円 | 1,360,860円 | ||
70歳時点 | 1,544,760円 | |||
80歳時点 | 1,912,560円 | |||
90歳時点 | 2,280,360円 |
※保険料は2023年9月1日現在のものです。