〜「ガクさん」から投稿されたフアン〜
中国の故事に「春眠暁を覚えず」という有名な一節がありますが、昔から「寝坊の理由」はいろいろありますね。春になると陽気も良くなるのでつい寝坊したり、無理に早起きしても仕事中や授業中についウトウト。誰にでも覚えはありますよね。
さて今回は、早起きが苦手な方のために「いつもより早起きするための秘訣」をオリックス生命全社員に聞いてみました。
①目覚まし時計・携帯アラームを3個以上セットする28%
②前日早く寝る27%
③目覚まし時計・携帯アラームを寝た姿勢では届かない場所に置く22.1%
④家族や友人にモーニングコールなどで起こしてもらう3.9%
⑤その他19%
目覚まし時計や携帯のアラーム、または他の人に起こしてもらうなど、自発的に早起きできる人は少ないようですね。
中には「家で飼っているニワトリに起こしてもらう」「犬に起こしてもらう」というペット任せの人や「どんなに頑張っても早起きできない」なんて既にギブアップしている人も・・・。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針2014」によれば、実は就寝する2~3時間前の時間帯は一日の中で最も寝つきにくい時間帯のようです。眠くないのに無理に眠ろうとすると、かえって緊張を高めて眠りへの移行を妨げてしまいます。就寝時間はあくまで目安として、自分にあった方法で心身ともにリラックスして、「眠くなってから寝床につく」ことがスムーズに眠りにつくための近道だとか・・・。
一方で起床する時間はできるだけ一定に保った方が良いようで、日頃から余裕をもって早く起きる習慣をつけることも必要なのかも知れません。
それと、朝起きた時に太陽の光をしっかり浴びること。毎朝のリセットを行うことで、昼と夜のメリハリをつけることも大事です。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針2014」によれば、必要な睡眠時間は個人によって異なり、自分に必要な睡眠時間を知ることが大切だそうです。そのためには、日中の眠気の程度に注意すると良いようです。日中の仕事や活動に支障をきたす程度でなければ、普段の睡眠時間は足りていると考えられるようです。
そうは言っても、なかなか睡眠時間を確保できない時もありますよね。
仕事や生活上の都合で夜間に必要な睡眠時間を確保できなかった場合は、午後の早い時刻に30分以内の短い昼寝をすることが、眠気による作業能率の改善に効果的だそうです。皆さんも、お昼休みを活用するなどして、実践してみてはいかがでしょうか。