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「夏休みの自由研究」

〜「カマオさん」から投稿されたフアン〜

『今年もやって来る夏休み。子どもから「自由研究って何をしたらいい?」って聞かれたけど何も思い浮かばず・・・。』

最近では、公共施設やショッピングモールの催事場などで、科学実験や工作などさまざまな自由研究向けイベントが開催されていますが、ひと昔前の自由研究といえば、アサガオの観察が定番でしたね。
今回は、「小・中学生に戻って自由研究をするとしたら何をしたいか」について、オリックス生命全社員に聞いてみました。

〜社員アンケート結果〜

3割の人が回答した「観察・記録」が1位。何かを観察して記録するということは、記憶にも残るのでしょうね。

2位は「社会見学」、3位以下は「工作」「体験」「料理」と続きました。

BAKUBAKU

具体的にどんな自由研究をやってみたいと考えているか、詳しく聞いてきたよ~!

①観察・記録

  • 「植物観察」
    自宅の庭やベランダなどで比較的簡単に始められますが、最近は猛暑で一日でも水やりを忘れてしまうと、研究が突如打ち切りになるリスクも。夏休みの間にちゃんと芽が出て育つ植物を選ぼう。
  • 「昆虫採集」
    場所は近くの公園や祖父母宅の裏山など。捕まえた昆虫は、スマホやデジカメで撮影したらすぐに放そう。蚊や毒虫、毒ヘビに注意!
  • 「サラリーマンの一生」
    父や祖父に若い頃の話を聞いて、半生を伝記にまとめるなど。家族の絆も深まりそう。
  • 「ローカル鉄道の現状」
    鉄道に興味がある人なら一度はチャレンジしてみたいテーマ。ローカル線は運行本数が少ないので、行動計画は綿密に立てよう。
  • 「動物園比較」
    いろんな動物園に連れて行ってもらえて、お得感満載。興味を持ったことは、飼育員さんに聞いてみよう。ただし、事前予約が必要な場合もあるので、ウェブサイトで事前チェックも忘れずに。
  • その他
    「どうしたら虫歯になるか」/「テーマパークで働く人たち」/「サッカーチーム分析」/「スマホの危険性調査」/「町歩きレポート」/「夏休み中の全食事記録と体重の推移」など

②社会見学

  • 「職場見学」
    親や祖父母・親族などが働く会社なら、比較的スムーズに話が進みそう。そこで働く人にインタビューしてみると、記者になった気分が味わえるかも。事前に質問内容を考えておこう。
  • 「工場見学」
    町の小さな工場から、自動車や食品加工など大型の工場まで、選べるテーマはさまざま。各企業や旅行代理店が開催する見学ツアーに参加してみるのも楽しそう。
  • 「お城・史跡・寺社巡り」
    歴史に興味があるなら、是非チャレンジしてみたい研究テーマ。図書館の資料やウェブサイトなどで下調べを十分行なってから現地巡りを行なうと、いろんな発見や気付きができてオススメ。
  • その他
    「国会・都道府県会・市町村会の議事堂」/「裁判所」/「証券取引所」/「空港・鉄道・港湾・バスターミナル」/「博物館・美術館・資料館」/「各種卸売市場」など

③工作

  • 「ピタゴラスイッチ」
    子ども向け番組でおなじみの“やって楽しい、見て楽しい”進化型ドミノ倒し。作る過程や失敗を繰り返す様子などもコマメに写真などで記録しておくと、作品提出だけでなく研究としても仕上げることが可能。
  • 「街のジオラマ」
    自宅や駅、通っている学校の周りの町並みをミニチュアの世界で再現。住宅地図のコピーを活用すれば、より精密な作品ができそう。コンクール受賞も夢じゃない!?
  • 「ピンボールゲーム」
    不要になった段ボール箱やギフトボックス、牛乳パックなどを上手く活用すれば、ゼロコストで仕上げることも可能。何より、作った後も楽しめるのが最大の魅力。
  • 「住みたい家の模型」
    将来住んでみたい“夢のマイホーム”を設計してみよう。子ども部屋だけでなく、別途自分のホビールームやプレイスペースを確保することを忘れずに。
  • その他
    「手作りキャンドル」/「ロボット」/「コンピューターゲーム制作」/「スマホアプリ制作」など

④体験

  • 「陶芸づくり」
    ろくろを回して食器や壺などをつくる本格的なものから、粘土感覚で好きな形に仕上げる簡単なものまでさまざま。工房は予約が必要なところが多いので、事前にウェブサイトなどでチェックしよう。
  • 「農家の一日」
    近年は、都市部近郊に体験農園が増えたので、近くに農業を営む親族の方がいなくても、比較的容易にチャレンジすることが可能に。収穫できる農作物であれば、自宅に持ち帰って食べることも。ただし、屋外で思いのほか体力を使うので、作業中と作業後の体調管理には十分気をつけて。
  • 「蕎麦打ち」
    大人から子どもまで楽しめる定番中の定番。作業中の様子を写真に収めることはもちろんのこと、蕎麦を打つ手の感覚や、打ち終えた蕎麦の食感なども細かく記録しておくと、研究としても成立。ただし、当然ながら事前にアレルギーがないかのチェックが必要。
  • その他
    「お祭」/「外国人旅行者の1日観光ガイド」/「パラセイリング」/「無人島サバイバル体験」/「東海道を歩く」など

⑤料理

  • 「お父さんダイエット大作戦」
    不規則な生活と運動不足で太り気味のお父さんを、食の力で助けてあげよう!“体重5kg減”や“ウエストサイズ5cm減”など、あらかじめ目標を立てて取り組むと、お父さんも喜んで協力(!?)してくれるはず。
  • 「郷土料理づくりにチャレンジ」
    ご両親や祖父母が昔よく食べていた郷土料理の味を再現してみよう。昔の料理は手間と時間がかかることが多くて大変だけど、美味しく作るコツやテクニックをお母さんやおばあさんから学ぶことができて、楽しいこと間違いなし。
  • 「手作りバター」
    乳脂肪分の高い生クリームを使って比較的簡単にチャレンジすることが可能。ただし、乳脂肪分が低かったり、植物性脂肪を使った生クリームだとバターが出来ないので、材料選びには要注意。
  • その他
    「火を使わない料理」/「おいしい納豆の食べ方」/「自宅でアイス作り」/「お父さんのおつまみ」など

⑥その他

「電車の“時間帯別・乗車率”調査」/「祖先がどこでどのような職に就いていたか調査」/「おじいちゃんの半生記調査」など

やってみたいと思う自由研究のテーマは見つかったかな~?
「こんなこと本当にできるの?」っていう謎の研究テーマや、かなり個性的な研究テーマもあるから、自分に合ったやり方をよ~く考えてからチャレンジしてみてね!