カイセツ教授の
ビジネス・コーチング

第5回 「SFA/ソリューション・フォーカス・アプローチ」

問題志向より解決志向。

何か問題やトラブルが起きたとき、つい問題の原因を追求しようとします。しかし、問題の原因について考えるより、どうすれば問題が解決できるか、そこにポイントを置いた方がより事態が好転することにつながります。
SFA/ソリューション・フォーカス・アプローチは「何が悪いか」ではなく「どうすれば良いか」に焦点を当てる考え方です。
問題志向ではなく解決志向。これで臨めば社員や部下のモチベーションがアップ。短時間で局面を打開することができます。

SFAマンガ SFAマンガ
さて、これを「子育て」に応用するとこうじゃよ。

たとえば、こんなとき・・・

お子さまに「晩ご飯までに部屋を片付けておきなさい」と言いました。ところが、片付けができたのは半分まで。「どうして半分しかできなかったの?」つい言いがちです。しかし、これは原因の追及です。「SFA/ソリューション・フォーカス・アプローチ」ならこう言います。「半分までできたね。どうすれば全部できるようになるか考えましょう」。「SFA/ソリューション・フォーカス・アプローチ」は、できなかった理由を問うのではなく、できたところに着目して解決に向かう考え方です。「半分しか」ではなくて「半分まで」です。お子さまも頑張りを認められると向上心が芽生えます。

2019年11月作成