カイセツ教授の
ビジネス・コーチング

第6回 「メタ認知」

分身の術で、現状突破。

仕事に行き詰まりを感じることはありませんか?それは物事を一定方向からしかとらえていないからかもしれません。有能なビジネスマンほど、自分の日々の行動を第三者の視点から客観化、確認しています。これが「メタ認知」です。この能力を身につけると、自分自身を冷静に判断することができるようになります。たとえば、ミスをしたときに「なぜ?どうして?」と振り返るように、1日の終わりにその日の思考や行動を実際に書いてみましょう。そこから、明日からの活動に活用できる工夫を考え、行動に移す。そうすることで壁を乗り越えることが可能になります。

メタ認知マンガ メタ認知マンガ
さて、これを「子育て」に応用するとこうじゃよ。

たとえば、こんなとき・・・

お子さまの成績がなかなか上がらない。
こんなときは「メタ認知」能力を伸ばすようにしましょう。「メタ認知」とは自分で自分自身を客観視すること。勉強の場合、現在の自分はどこまでわかって、どこからがわからないかが明確になります。そしてわからないところを重点的に勉強すれば学力をアップすることができます。テストの点数などにこだわらず「どうして間違えたのかな」とお子さまが自分をきちんと見られるような質問をすることが「メタ認知」を習得するきっかけとなります。

2020年1月作成