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九州で最も人口の多い県「福岡県」をレポート!

太宰府天満宮・・・

太宰府市にある菅原道真を祀った神社で学問の神様として受験生にはおなじみだね。境内では観光客が学業成就のお守りや鉛筆を買っていたよ。


903年に道真が亡くなり牛車で遺骸を運んだところ、途中で牛が伏せってしまい動かなくなったんだって。そこに祠を建てたのが天満宮の起源。本殿に向かう途中にある「心」という字の形をした心字池に架かる太鼓橋を渡ると、心身が清められるんだって。


本殿の右横にある「飛梅」は、京を追われた道真を慕い、一夜にして太宰府まで飛んできたという有名なお話しの梅だよ。境内には6,000本の梅の木があって、春になると花が咲き誇って見事だそうだよ。

北原白秋生家・記念館・・・

柳川にある、近代文学に偉大な足跡を残した詩人北原白秋の生家を訪ねたよ。「♪あめあめふれふれかあさんが〜」の『あめふり』や、『待ちぼうけ』など白秋さんは代々柳川藩御用達の海産物問屋を営む旧家に生まれ、お父さんの代には柳川地方でも一、二をあらそう酒造業を営むようになったんだって。



当時の北原家の屋敷の広さは約3,000坪もあったというからスゴイねぇ。でも、元の生家は明治34年に火災で大半が焼けてしまったので、現在の建物は昭和44年に復元されたものだよ。内部には、著作や遺品のほか柳川にゆかりの深い資料が数多く展示されているよ。


柳川藩主・立花氏庭園-御花(おはな)・・・

勇将として名高い初代藩主・立花宗茂から幕末まで、柳川藩11万石を治めた立花家の歴史が息づく名勝。北原白秋生家から歩いてすぐのところにあるよ。
元文3年(1738)から「御花畠」と呼ばれる藩主別邸が設けられていた地に、明治43年(1910年)に、伯爵となった立花家によって邸宅と庭園「松濤園」が造られたんだって。

柳川藩主立花家の歴史を体感できる7千坪の国指定名勝で、明治時代の伯爵邸「西洋館」「大広間」と庭園「松濤園」が当時のまま残り、5,000件を収蔵する史料館では伝来の大名道具が展示されているよ。



櫛田神社・・・

約770年続く博多の総鎮守。楼門の扁額「稜威」は「いつ」と読んで、「天子・天皇の御威光」という意味なんだって。また楼門の天井にある〈干支恵方盤〉は、毎年大晦日に新しい年の恵方を示すように矢印を回転させるそうだよ。


境内に大きな石発見!昔、櫛田神社では卯日相撲が盛んに行われ多くの有名力士が力自慢に持ち上げた石を奉納したんだってさ。毎年約300万人も見物客を集める有名な博多祇園山笠は櫛田神社の大祭なんだ。ボクが訪れたのはお祭が終わったあとだったので、神社に奉納されている「飾り山笠」を見てきたよ。大きくてりっぱだなぁ。

福岡タワー・・・

福岡市早良区のシーサイドももち地区にある234mのランドマークタワーで、海浜タワーとしては日本で一番高いんだ。
1989年に開催されたアジア太平洋博覧会にあわせてつくられた電波塔だよ。

123mある最上階の展望台からは福岡の街並みや博多湾などの景色を360度のパノラマで一望でき、晴れていれば博多湾に浮かぶ能古島や志賀島などが見えるそうだよ。この日は天気が良くて能古島も近くに見えたよ。

秋には紅葉した山々や、冬には雪化粧した街並みなど、折々の季節の景色が楽しめるんだって。
クリスマスや七夕などの時期にはイルミネーションが施されるみたいだよ。見てみたいな。



グルメ_柳川のうなぎ・・・

福岡でうなぎと言えば「柳川」というぐらい有名だね。水郷の町・柳川は情緒あふれる小京都のような雰囲気。江戸時代には、うなぎが名産品として柳川藩の大きな収入源にもなっていたそうだよ。



そんな食文化を受け継ぎ、沖ノ端沿いには今でも多くのうなぎ屋さんが軒を連ねているんだ。今回は安政年間創業のお店で絶品うなぎを食べたよ。う〜ん、間違いない味!

福岡県

九州で最も人口の多い県だね。そして九州最大の都市・福岡市と北九州市は共に政令指定都市だよ。九州の北に位置し、国内外の陸路をはじめ空路や海路の交通の要所でもあるよ。
食べ物が大変おいしいことでも有名だね。玄界灘、響灘、周防灘、有明海などから上がる新鮮な海の幸を味わえるし、イチゴの「あまおう」やイチジクの「とよみつひめ」などをはじめ、ミカン、カキ、ナシ、ブドウなど果樹栽培も盛ん。このほか、ラーメン、うどん、水炊き、もつ鍋など福岡ならではの郷土料理も楽しめる「食の宝庫」だよ。
また、日本三大祇園祭の「博多祇園山笠」をはじめ、「小倉祇園太鼓」、「戸畑祇園大山笠」、日本三大火祭りの一つ「大善寺玉垂宮の鬼夜」などのお祭の時季には、多くの観光客で賑わうよ。ゴールデンウィークには、全国各地から毎年200万人以上が訪れる「博多どんたく」が有名だね。

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