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今回は南国情緒溢れる宮崎県「宮崎市」をレポート!

青島鬼の洗濯板/青島神社・・・

わぁ〜すごいね。ここ青島の波状岩は「鬼の洗濯板」と呼ばれていて、「青島の隆起海床と奇形波蝕痕」として国の天然記念物に指定されているよ。約700万年前に海中の水成岩が隆起して、それが長い間波に洗われてこんな形状になったんだって。神話の「海幸彦、山幸彦」の舞台でもある青島神社はこの岩場のすぐ近くにあって、山幸彦(彦火火出見命ヒコホホデミノミコト)縁の神社なんだ。南国情緒豊かな熱帯植物に囲まれた中にあるので、普段見なれた神社のイメージとはちょっと違う味わいがあるね。こちらの境内も「青島亜熱帯性植物群落」として国の特別天然記念物に指定されているよ。

青島亜熱帯植物園・・・

青島の西海岸にある施設。園内は、ヤシやフェニックス、ハイビスカスやブーゲンビリアなど南国の樹木や草花でいっぱい。ひときわ目を引く大温室は2015年にリニューアルしたばかり。国内最大級のマンゴ-の木やリュウビンタイ、ビヨウタコノキ等の他に新たに植栽したブーゲンビリアやプルメリアなどの美しい亜熱帯花木があるから、年間通して彩り鮮やかな花々を楽しむことができるんだ。温室内にはシンガポール植物園との姉妹植物園50周年記念のマーライオン像があったよ。

堀切峠/日南フェニックスロード・・・

県道377号沿いの山間から海岸沿いにでるところが堀切峠。宮崎を代表する景勝地だね。道沿いにはたくさんのフェニックスが植えられ南国のムード満点。道路脇や道の駅フェニックスに設けられた展望台からは雄大な太平洋が一望でき、海岸線には鬼の洗濯板(青島の鬼の洗濯板とは別だよ)も見えるよ。

サンメッセ日南(モアイ像)・・・

イースター島にあるモアイ像がなぜここにあるの?これは1992年から3年かけて日本の修復チームが倒れていた15体のモアイ像を立ち上げた奉仕と友情に感謝して、イースター島の長老会と島民が、世界で唯一この地だけに復元を認めたからなんだって。太平洋を背にして林立する、高さ約5.5m、重さ1体約18〜20トンの巨人群像は圧巻だね。現地ラパヌイ語で「モ」は未来、「アイ」は生きる、ということで、モアイとは「未来を生きる」という意味なんだって。

照葉大吊橋・・・

歩行者用の吊り橋としては世界第2位の高さ(142m)からの眺めはスリル満点。だってこんなに大きな橋(長さ250m)なのに歩行部分が網状で宙に浮いている気分だし、途中で立ち止まると揺れているのがわかるんだよ。
ここ綾町は日本最大級の照葉樹林地帯で、日本に7カ所あるユネスコ エコパークのひとつ。
吊り橋は綾町の観光と森林保護のシンボルとなっているんだって。

宮崎県宮崎市

宮崎県の県庁所在地。年平均の気温が高く日照時間の長い地域ということもあってプロ野球チームやプロサッカーチームのキャンプ地としても有名だね。また、宮崎牛や地鶏、日向夏やマンゴなど美味しい物もたくさんあるよ。南国情緒溢れる観光地もあり多くの観光客が訪れる観光都市だね。

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