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本州の日本海側では最大の都市「新潟」をレポートします!

萬代橋・・・

初代は1886年(明治19年)に信濃川に架けられた初めての橋で、1929年(昭和4年)に竣工した現在の橋は三代目。橋の側面は御影石で覆われ、6つのアーチで構成された鉄筋コンクリート製の橋だよ。長さは約300メートル、幅は22メートルもあるよ。
日本の建築史上、文化的な価値が高いとして、2002年(平成14年)に、土木学会推奨土木遺産に認定され、さらに2004年(平成16年)には国の重要文化財に指定されたんだよ。それに伴い「万代橋」の表記を「萬代橋」に変えたんだって。市内中心部にあるので、信濃川に架かる市内の橋の中では一番交通量が多いそうだよ。

旧齋藤氏別邸庭園・・・

地元の豪商齋藤家の四代齋藤喜十郎が1918年(大正7年)に別荘として造ったんだって。個人でこれだけの規模の別荘を造れるなんてスゴイね!

建物は近代和風建築の秀作といわれていて、砂丘地形を利用した回遊式の庭園は、2013年に国の登録記念物に、さらに2015年には新潟では初めてとなる国の名勝に指定されたそうだよ。

それにしても見事な庭だね。部屋の中からの眺めも最高!
ボクが訪ねたときは青葉がとてもきれいだったけど、でもガイドの方に見事な紅葉の庭の写真を見せてもらったら、また秋の季節に来たくなっちゃった。

みなとぴあ・・・

正式には『新潟歴史博物館』。さらに2004年(平成16年)3月に、信濃川のほとりに誕生したよ。旧新潟税関庁舎や旧第四銀行住吉町支店など明治・昭和初期の歴史的建造物など、情緒豊かな古くからの港町、水の都にいがたの歴史と文化が満喫できるよ。

博物館本館は、1911年(明治44年)に竣工し、1933年(昭和8年)に焼失した二代目新潟庁舎の外観をモチーフに建設されたんだ。ちなみに現在の市庁舎は五代目だそうだよ。

新潟港は、神奈川、函館、新潟、兵庫とともに選ばれた開港場として明治元年に開港。翌、1869年(明治2年)に新潟税関となる新潟運上所が造られたんだ。これが税関庁舎で、開港5港当時の税関として現存する唯一の建物。生憎工事中で見学できなかったけど、地元の大工さんが西洋建築を見よう見まねで造ったものらしく「擬洋風建築」と呼ばれているそうだよ。

旧第四銀行住吉町支店の中はレストランになっていて、ウェディング・パーティなどにも利用できるんだって。2階には会議室や、なぜか和室の部屋があったよ。

朱鷺メッセ・・・

新潟コンベンションセンターと万代島ビルの2棟で構成された新潟を代表する施設。2002年竣工のコンベンションセンターは、国際展示場や国際会議場、アトリウムで構成されていて、展示ホールは新潟県内最大のアリーナ型施設でいろいろなイベントや、日本プロバスケットボールリーグの新潟アルビレックスBBの試合も行われるよ。

2003年竣工の万代島ビルは、オフィスや領事館、ホテル、美術館などが入居する地上31階建ての超高層ビル。高さが約140メートルもあって、本州の日本海側で一番高い建物だよ。31階は展望台になっていて、新潟内はもちろん、信濃川や万代橋、新潟西港などが一望できるよ。

お天気が良ければ佐渡島も見ることができて、夜には日本海に浮かぶ船の漁り火も見えるんだって。2004年に新日本三大夜景に、2011年に日本夜景遺産にも選ばれているよ♪

新潟市

古くから港町として栄えてきた新潟県の県庁所地。本州日本海側では初の、そして唯一の政令指定都市だよ。近代では高速道路網や上越新幹線など陸上交通網の充実で首都圏と直結、さらに国際空港や国際港湾を擁して国内主要都市と世界を結ぶ本州日本海側最大の拠点都市でもあるんだ。日本一長い信濃川は市内を抜けて日本海に注いでいるよ。

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