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歴史ある街と近代都市の融合「大阪〈Part3〉」をレポート!

梅田スカイビル・・・

新梅田シティ内にある1993年3月に完成した地上40階、高さ約173メートルの超高層ビル。
イギリスの出版社が選ぶ『TOP 20 BUILDINGS AROUND THE WORLD』で、アテネのパルテノン神殿やローマのコロッセオといった歴史的建造物と共に選ばれた世界的に有名な建築物だよ。
東西2棟のてっぺんをつなぐように円形の空中庭園展望台が造られていて、ボクも昇ってみたよ。

エレベーターで35階まで昇って、そこからさらに、空中に浮かんだような長さ約45メートルのエスカレーターで展望フロアへ。エレベーターもエスカレーターもシースルーだから、ちょっと怖かった〜!


屋上階は閉鎖していて屋内展望室からの眺めだったけど、梅田を中心に大阪の街並みが一望できたよ。天気も良く絶景!

ビルの北側には四季折々の花が咲く里山が、南側には大滝や渓流、渓谷などに囲まれた鎮守の森が広がっていて、都会の中とは思えないほど自然が楽しめるんだ。ボクが訪ねた時は残念ながら滝や渓流の水は止まっていたけど、6月になると、せせらぎではホタルが群れ飛ぶ姿が見られるんだって。

ビルの東側には、世界的に有名な建築家の安藤忠雄氏が発案して、2013年に完成した大きな緑の壁があるよ。『希望の壁』と名付けられ、長さが約78メートル、高さが9メートルもあるんだって。緑の中には、ところどころに鮮やかな花々が咲いていてとってもきれいだよ。

天満天神繁昌亭・・・

上方落語を残したいと願う落語家の方々の熱意に共感した地元商店街や大阪天満宮などをはじめ、多くの大阪市民や企業の寄付により、2006年9月に大阪天満宮北門前に216の定席として開席したよ。戦争で定席が無くなってから約60年ぶりに誕生した上方で唯一の定席なんだって。
この日は寄席を見ることはできなかったけど、客席の天井には、協力者の名前の入った提灯が下げられているそうだよ。

造幣局・・・

明治4年(1871年)4月、明治新政府によって現在の場所(大阪市北区)につくられたよ。貨幣のほか、勲章や褒章などの製造や、貴金属地金の品位証明などの事業も行っているよ。
2020年の東京オリンピックのメダルも造られるのかな?ちなみに造幣局では紙幣は造っていないよ(紙幣は国立印刷局)。



大阪造幣局は『桜の通り抜け』でも有名だね。「日本さくら名所100選」にも選ばれていて、満開時の1週間は構内旧淀川沿いの約560メートルが開放され、70~80万人もの花見客で賑わうんだって。桜の季節にもう一度来てみたいな。

天神橋筋商店街・・・

天神橋1丁目から7丁目までの南北約2.6キロメートルに600もの店舗が軒を連ねる日本一長いアーケード街。平行する市営地下鉄堺筋線のほぼ2区間分の長さになるんだって。長いね〜。
お好み焼きやたこ焼きなど、お馴染み大阪のソウルフードやお寿司屋さんの激戦区でもあるんだって。歴史のある刃物屋さんや和菓子屋さんもあるよ。江戸時代初期(1653年)に約2.3キロメートルの青物市が立ったことに始まるんだって。昔から長かったんだね!
明治5年(1872年)まで天神橋の北詰が天満十丁目という町名だったので、「十丁目筋商店街」とも呼ばれていて、地元では「十丁目(じっちょめ)」とも通称されているそうだよ。


大阪グルメ・お好み焼き・・・

大阪を代表するソウルフード『お好み焼き』。ボクもお昼にいただきました。お店の人に焼いて貰ったんだけど、鉄板の上でジュージューと焦げるソースの香りを嗅ぐだけでボクのおなかはグーグー。熱々のフワフワで、美味しかったよ。お好み焼きのルーツは『ピザ』だという説もあるそうだけど、みんなはどう思う?

大阪市

大阪府のほぼ中央に位置する府庁所在地で、人口約270万人の政令指定都市だよ。東京に次ぐ巨大都市で、大阪府だけでなく近畿圏や西日本の行政や経済・文化・交通の中枢都市。1970年に吹田市で開催されたアジア初の万博に続き、2025年開催の万博開催が決定したよ。楽しみだね。

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