BAKU BAKUさんぽ

今回は香川県の中核市「高松」をレポート!

金刀比羅宮・・・

「こんぴら船々 追手に帆かけてシュラシュシュシュ・・・」と民謡『金比羅船々』で有名な金刀比羅宮は「こんぴらさん」としても親しまれているね。

海上交通の守り神として全国の漁師や船員などの海事関係者から信仰を集めているよ。参道入口から奥社までの1,368段もある長い参道(御本宮までなら785段)も有名だね。庶民が旅をすることが禁じられていた江戸時代でも社寺への参拝の旅は許されていたから「一生に一度は訪れたい場所」の一つだったんだって。

栗林公園(りつりんこうえん)・・・

フランスの有名観光ガイドで『わざわざ訪れる価値のある場所』として星3つを獲得している公園だよ。国の特別名勝に指定されている庭園の中では最大の面積(約75ha、東京ドーム16個分)なんだ。標高200メートルの紫雲山を背景に6つの池と13の築山が配置されていて、園内を歩くたびにさまざまな景色が楽しめるから「一歩一景」の庭園ともいわれているんだ。庭園といえば日本三名園(兼六園・後楽園・偕楽園)が有名だけど、それらに比肩する名園と評価されているよ。

高松城跡(玉藻公園内)・・・

1590年に築かれた日本の100名城のひとつ。万葉集の中で讃岐国の枕詞に「玉藻よし」と詠まれたことに因み城周辺の海域が玉藻の浦と呼ばれていたことから別名玉藻城ともいうよ。また、岡山県にある(備中)高松城と区別して讃岐高松城とも呼ばれていて、近世城郭の海城では最初で最大の規模(総面積約66万㎡・約20万坪)だったんだって。天守閣も四国最大だったけど今は残っていないのが残念だね。

四国村・・・

昭和51年に開設した、源平の古戦場・屋島山麓に四国各地の古民家を移築した野外博物館だよ。
江戸から大正時代にかけての建物には当時の生活をうかがえる民具なども多く展示されていて、社会教育の場としても利用されているんだ。村内の四季折々の植物が季節の移り変わりを感じさせてくれて、藁葺きの古民家を改装したお店で名物のうどんを食べたり、神戸の異人館内でお茶を飲んだり、いろいろ楽しめるのがうれしいね。

高松シンボルタワー・・・

2004年(平成16年)に完成した高さ約151メートルを誇る四国で一番高い建物だよ(2017年6月)。(それまでの一番は同じ市内にある香川県庁舎)展望スペースからは高松港をはじめ瀬戸内海の絶景が楽しめるよ。しかも無料だよ。展望スペースにはレストランもあるので、景色を楽しみながら食事もできるんだ。商業施設やオフィス、イベントホールも併設していて、四国地方の経済拠点のひとつだよ。今では高松城に代わる市内のランドマーク的な存在なんだ。

グルメ(讃岐うどん)・・・

香川県といえば「讃岐うどん」。1人あたりの消費量も全国1位で、テレビCMでも『うどん県』としても積極的にアピールしているね。毎年7月2日を「さぬきうどんの日」に制定していて、なんと年越しの「蕎麦」に代わり「うどん」を食べるという県民も多いそうだよ。香川県民を対象にした地元新聞社の調査では、「1週間に一度はうどんを食べる」という人が約90%もいたというから納得だね。

高松市

全国に展開する大手企業の四国支社や支店が多く置かれている四国の政治経済の中心都市だよ。平成の大合併を経て人口約42万人を擁し、香川県の人口100万人に対し高松市を中心とする高松都市圏の人口は約84万人と、四国最大の都市圏を構成しているよ。

BAKU BAKU