全社的な観点から企画・戦力を遂行するコーポレート部門の業務紹介

work

CORPRATE

コーポレート部門

会社の方向性を決める事業計画の作成など、社内のさまざまな部門と協力し、1つのものを作り上げる達成感があります。また、社内のプロジェクト実施にあたり、金融庁などの社外関係者と協議や折衝を行うなど、その使命は多岐に渡ります。加えて、法令や社内規定に基づき適切に業務が遂行されているかなどの管理も機能の一部です。専門領域の異なる方々と仕事を進めていくため、幅広い知識と円滑なコミュニケーション力が求められ、会社全体に影響を及ぼす業務に携わることができます。

部門紹介

経営企画

経営計画の策定とその進捗管理を行います。また、ディスクロージャー誌の作成、社内外に会社の決算や各種取組みをアピールする広報、その他、経営に資する情報調査、規則や対外文書の審査を担う機能も持ちます。2019年に策定されたオリックス生命理念では、社内プロジェクトを主導し、選抜社員の協議によって理念案をまとめあげました。

コンプライアンス

各部門において適切な業務運営がなされているかについての管理や支援を主とする、いわば防衛線的な役割を担います。具体的には、社内のさまざまな取組みについて法務面を中心とした検証に携わり、ときにはアドバイスも含めながら多角的な観点で相談・協議に立ち会うほか、広告やパンフレット等の審査も行います。また、コンプライアンスマニュアル作成や社員研修等をとおして、コンプライアンス体制の日常化を追求しています。

商品開発

新商品の構想と設計、発売までの金融庁との認可折衝を主に担います。保険は高度な数理計算により、保険料を決定する料率の算出が必要となるため、数理計算の専門家(アクチュアリー)が携わります。また認可取得には、ときに年単位に及ぶ折衝が伴い、商品設計に関するあらゆる知識や高い調整力・交渉力が求められます。

数理

生命保険の収支管理に必要な数理計算を担います。例えば、将来の支払いに備えて法令で積立てが義務付けられている責任準備金がありますが、その算出には高度な数理計算が必要であり、損益に大きく影響することから決算には欠かせません。商品開発と同様、数理計算の専門家(アクチュアリー)が携わります。

お客さま本位推進

お客さま本位の業務運営方針に基づく、全社的な態勢整備に向けた企画・立案を担います。運営方針の見直しや、1年間に行った運営方針に基づく全社の取組み内容をまとめウェブサイト上に公開する役割を担っています。また、お客さま相談室を配置し、お客さまから寄せられるさまざまな相談に応対しています。入院給付金を受けられたお客さまに家事代行サービスを紹介する取組みを企画するなど、サービス提供の基点になっています。

経理

会社の財務管理を一手に担い、財務状況の把握および資金計画の管理を担います。決算では、会社法基準のほか米国会計基準を採用し、国内のみならず、オリックスグループのグローバルな投資家へ向けた経営指標を発信しています。事業投資について資金計画上から検証する役割を務めるほか、収益最大化のための資金配賦策の立案に関わるなど、能動的な動きも発揮しています。

資産運用

ご契約の引受けや保険金のお支払いもさることながら、保険料の運用も保険会社の重要な責務です。安全運用で適切な運用益を確保することは、保険料の設定や会社の損益に大きく影響します。その役割を一手に担い、資産運用方針・計画の立案、資産運用に関する取引の執行、その他運用にかかるリスクのコントロール策実施を行っています。

人事

採用、研修、就業規程整備から社員の健康管理、人事評価、報酬といった領域まで人に関わる管理全般を担います。事業の要諦は人に帰することから、持続的な会社の成長を実現するための中長期的な人材育成計画や処遇制度設計に携わり、また働き方改革ではその先導を務め施策を打ち出すなど、経営基盤強化の支えとなる多くの役割を保っています。

会社全体を俯瞰し、
持続的な成長に貢献しています

コンプライアンス部 チーム長

コンプライアンス部|1996年・新卒入社

入社時期やオリックス生命に入社した理由

1996年に新卒で入社し、始めは代理店営業として配属されました。その後、営業企画や人事、新契約部門、その他コーポレート部門をいくつか経験し、現部署となりました。オリックス生命を選んだ理由は、キャリアや性別に関係なく活躍できる環境・雰囲気があると感じたからです。当時はまだ社員数400人未満の規模でしたが、先輩方一人ひとりが創意工夫しながら業務に取組んでいる姿がとても印象的でした。

現在の具体的な仕事内容

全社のコンプライアンス推進はもちろんですが、日々の業務としては各部署からの相談対応や、業務上の行為や文書が法的に問題ないかを確認・承認します。チーム内には弁護士や司法書士・行政書士などの資格を持っている人もいますし、必要に応じて社外弁護士の先生へも確認をとりながら、全社の円滑な業務運営のサポートに取組んでいます。

1日の仕事の流れ

チームメンバーそれぞれが専門的な業務を担当していますので、進捗状況を確認します。日中は各部署とのミーティングやチームメンバーとの打ち合わせ、資料作成などを行いながら、回付されてきた申請書類などの内容を確認して承認手続きを行います。時には同業他社の人たちとの意見交換会などにも参加して情報収集をすることもあります。

あなたにとって「働くこと」とは

「働く」ことについて、あまり難しく考えたことはありません。毎日楽しく充実した生活していくためには、きちんと仕事をしてプライベートも大切にしていくのが当然だと思っています。もちろん、大変なこともありますが、その分嬉しいこともたくさんあります。仕事が大変でも、家に帰って子どもが「お母さんお帰り!」と満面の笑顔で迎えてくれると疲れも癒されますし、嬉しくなります。これから社会人として働くみなさんにも、そういった1つひとつの出来事をぜひ楽しみながら仕事をしてほしいです。

現在の職種の魅力とは

会社の新しい動きから日常の出来事まで、法務やコンプライアンスという観点で多岐にわたって関与していくことができます。チーム内には法律の専門知識を持つメンバーもいますので、一緒に意見交換をしながらさまざまな難題も解決へと導いていくこともでき、とてもやりがいのある仕事だと感じています。