こんにちは!自称、オリックス生命のCHO(Chief Health Officer)BAKU BAKU です。 オリックス生命の社員は、年に1度、定期健康検診を受けているけど、日常の健康管理まではなかなか難しいみたい。そこで、日常的な健康意識の向上と、生活環境改善などを目指し、3名の社員にボクがオススメする健康管理方法を体験してもらったよ。さあ、約6か月にわたった体験の結果はどうだったかな?
今まで何度となく体重が落ちても、無理な食事制限に耐えかねて、リバウンドしていました。無理に食事制限をすれば体重は落ちるのですが、今回のモニタリングは、無理をするとゆびさきセルフチェックの数値に影響するため、食事制限しつつ運動量を増やすということを意識しやすい環境になっていたと思います。まだまだ結果が出ていないので、今後もこの生活リズムを崩さないよう、セルフチェックも継続していきたいと思います。
この半年間に10kg以上の減量ができ、データの改善も見られていますし、生活習慣改善プロジェクトとしては大成功だったように思われます。まだもう少し減量を続けることができればさらにデータもよくなりそうですので、できることならさらに上を目指しましょう。
モニタリング期間中は、体重等の数値の公開が程良いプレッシャーとなり、また、公開された数値の増減に対して一部の方からいただいた激励(叱咤?)が励みとなりました。結果として、開始時より健康増進・減量が達成できたことにほっとしています。また、モニタリングへの参加を機に、開始時より健康への意識付けが高まったことを実感しています。特に、食事面での影響は大きく、最近では、買物の際に食品の成分表示を気にするようにもなりました。今回でモニタリングは終了しますが、再度モニターに選出されることの無いよう、引き続き健康増進と減量に取組みます。
半年間、概ね良好な推移でしたが、体重の波がやや大きかった点だけが少し気になりました。なるべくコンスタントな状態を維持できるよう、生活習慣の安定を心がけていくとより安心かもしれません。
「健康的に体重を落とす」ことは、かなり意識をして取組まないと難しいことを実感しました。 私の場合、少し運動をして食事制限をしても、あまり体重は落ちなかったので、なかなか運動等を継続することが出来ませんでした。 幸い、血液の数値は正常値が続いていますが、入社から15キロ太っている今の生活を続けると自分の身に何が起こるか不安です。かつて痩せていた頃の自分に戻れるよう、今回の経験を糧にして、目標を持って過ごしていこうと思います。
基本的にこれまで通りでほぼ問題なさそうな印象です。それでも年1回は健診を受け、変化なく経過しているかを把握しながら、健康を維持していきましょう。
※写真は9月開始時点のもの
①1か月ごとの食事や運動内容を大まかに記録し、1か月~3か月に一度、「ゆびさきセルフ測定室」にて血液検診を行う。
②上記①の情報をDr.矢作に提出し、測定値や食事・運動内容に対する評価と今後のアドバイスコメントをもらう。
③2019年3月までの間で、健康への意識や生活環境などに変化があるかモニタリングする。
指先から採った、ほんのわずかな血液で、自分の健康状況をチェックできる場所のことです。 手頃な値段で、手軽に、少ない痛みで血液測定ができるので、糖尿病などの生活習慣病が気になる方はもちろん、自営業の方や主婦といった、忙しくて定期的に健康診断を受けられない人たちの間で話題になっていて、新制度発足以降、1年間で全国に約1,000カ所設置されるなど、大きな注目が集まっています。正式名称は検体測定室。平成26年の法律改正により、届け出を出すことで、薬局などに設置できるようになりました。 ▶ゆびさきセルフ測定室
血液中の糖(ブドウ糖)の量を示す値。糖は生命活動のエネルギー源ですが、血糖値が継続的に高いと、さまざまな病気のリスクが高まります。 ※数値は食事で大きく変動するので、測定のタイミングが重要です。
血液中に糖が多い状態が続くと、赤血球中のヘモグロビンと結合して、HbA1cができます。これを測定することで、過去1~3カ月の血糖の状態がわかります。 ※検査前に食事をしても、数値に影響がありません。
体を動かすエネルギー源となる脂質(コレステロール)です。過剰なぶんが皮下脂肪や内臓脂肪などとして蓄えられ、肥満の原因となります。血液中の中性脂肪の量は食事によって左右され、脂肪分だけでなく、糖分も増加に関係します。
細胞やホルモンの原料となる脂質(コレステロール)を、肝臓から全身に運ぶ役目があります。LDLコレステロールが過剰だと、血管の壁に蓄積して、動脈硬化の危険因子となるため、「悪玉コレステロール」とも呼ばれます。
全身から余分な脂質(コレステロール)を回収して、肝臓に戻す役目があることから、動脈硬化を防ぐ「善玉コレステロール」と呼ばれています。そのため、HDLコレステロールが少なすぎると、健康リスクが高まります。
関連する主な病気…動脈硬化、心筋梗塞、脳血栓など関連する生活習慣…食生活、肥満、運動不足など
※受診するゆびさきセルフ測定室によって、測定項目など異なる場合があります。
筑波大学医学医療系 内分泌代謝・糖尿病内科准教授。検体測定室連携協議会代表者。1969年東京都生まれ。東京大学医学部卒。日本学術振興会特別研究会、東京大学大学院特任准教授を経て2011年より現職。医師として糖尿病の診療に当たりつつ、研究者としてニュートリゲノミクス研究を推進。薬局と医療機関との連携による糖尿病早期発見プロジェクト「検体測定室連携協議会(ゆびさきセルフ測定室)」を展開するなど糖尿病学会のホープとして活躍中。
2018年10月作成
数値結果
スタート:2018年9月/
ゴール:2019年4月
ゴール時 体重:92.3kg
項目
比較
(空腹時)
dL
dL
dL未満
dL
dL
dL以上
150mg/
dL未満
dL
dL
dL以上
120mg/
dL未満
dL
dL
dL以上
阿部さん 身長:174cm
《体験者コメント》
今まで何度となく体重が落ちても、無理な食事制限に耐えかねて、リバウンドしていました。無理に食事制限をすれば体重は落ちるのですが、今回のモニタリングは、無理をするとゆびさきセルフチェックの数値に影響するため、食事制限しつつ運動量を増やすということを意識しやすい環境になっていたと思います。
まだまだ結果が出ていないので、今後もこの生活リズムを崩さないよう、セルフチェックも継続していきたいと思います。
《矢作先生 総括》
この半年間に10kg以上の減量ができ、データの改善も見られていますし、生活習慣改善プロジェクトとしては大成功だったように思われます。
まだもう少し減量を続けることができればさらにデータもよくなりそうですので、できることならさらに上を目指しましょう。
ゴール時 体重:65.0kg
項目
比較
(空腹時)
dL
dL
dL未満
dL
dL
dL以上
150mg/
dL未満
dL
dL
dL以上
120mg/
dL未満
dL
dL
dL以上
野澤さん 身長:171cm
《体験者コメント》
モニタリング期間中は、体重等の数値の公開が程良いプレッシャーとなり、また、公開された数値の増減に対して一部の方からいただいた激励(叱咤?)が励みとなりました。結果として、開始時より健康増進・減量が達成できたことにほっとしています。また、モニタリングへの参加を機に、開始時より健康への意識付けが高まったことを実感しています。
特に、食事面での影響は大きく、最近では、買物の際に食品の成分表示を気にするようにもなりました。今回でモニタリングは終了しますが、再度モニターに選出されることの無いよう、引き続き健康増進と減量に取組みます。
《矢作先生 総括》
半年間、概ね良好な推移でしたが、体重の波がやや大きかった点だけが少し気になりました。
なるべくコンスタントな状態を維持できるよう、生活習慣の安定を心がけていくとより安心かもしれません。
ゴール時 体重:71.5kg
項目
比較
(空腹時)
dL
dL
dL未満
dL
dL
dL以上
150mg/
dL未満
dL
dL
dL以上
120mg/
dL未満
dL
dL
dL以上
林さん 身長:176cm
《体験者コメント》
「健康的に体重を落とす」ことは、かなり意識をして取組まないと難しいことを実感しました。
私の場合、少し運動をして食事制限をしても、あまり体重は落ちなかったので、なかなか運動等を継続することが出来ませんでした。
幸い、血液の数値は正常値が続いていますが、入社から15キロ太っている今の生活を続けると自分の身に何が起こるか不安です。かつて痩せていた頃の自分に戻れるよう、今回の経験を糧にして、目標を持って過ごしていこうと思います。
《矢作先生 総括》
基本的にこれまで通りでほぼ問題なさそうな印象です。
それでも年1回は健診を受け、変化なく経過しているかを把握しながら、健康を維持していきましょう。
※写真は9月開始時点のもの
モニター数値推移
実施方法
①1か月ごとの食事や運動内容を大まかに記録し、1か月~3か月に一度、「ゆびさきセルフ測定室」にて血液検診を行う。
②上記①の情報をDr.矢作に提出し、測定値や食事・運動内容に対する評価と今後のアドバイスコメントをもらう。
③2019年3月までの間で、健康への意識や生活環境などに変化があるかモニタリングする。
ゆびさきセルフ測定室とは?
指先から採った、ほんのわずかな血液で、自分の健康状況をチェックできる場所のことです。
手頃な値段で、手軽に、少ない痛みで血液測定ができるので、糖尿病などの生活習慣病が気になる方はもちろん、自営業の方や主婦といった、忙しくて定期的に健康診断を受けられない人たちの間で話題になっていて、新制度発足以降、1年間で全国に約1,000カ所設置されるなど、大きな注目が集まっています。
正式名称は検体測定室。平成26年の法律改正により、届け出を出すことで、薬局などに設置できるようになりました。
▶ゆびさきセルフ測定室
認知症の原因となる主な病気
《血糖関連》
血液中の糖(ブドウ糖)の量を示す値。糖は生命活動のエネルギー源ですが、血糖値が継続的に高いと、さまざまな病気のリスクが高まります。
※数値は食事で大きく変動するので、測定のタイミングが重要です。
血液中に糖が多い状態が続くと、赤血球中のヘモグロビンと結合して、HbA1cができます。これを測定することで、過去1~3カ月の血糖の状態がわかります。
※検査前に食事をしても、数値に影響がありません。
《血中脂質関連》
体を動かすエネルギー源となる脂質(コレステロール)です。過剰なぶんが皮下脂肪や内臓脂肪などとして蓄えられ、肥満の原因となります。血液中の中性脂肪の量は食事によって左右され、脂肪分だけでなく、糖分も増加に関係します。
細胞やホルモンの原料となる脂質(コレステロール)を、肝臓から全身に運ぶ役目があります。LDLコレステロールが過剰だと、血管の壁に蓄積して、動脈硬化の危険因子となるため、「悪玉コレステロール」とも呼ばれます。
全身から余分な脂質(コレステロール)を回収して、肝臓に戻す役目があることから、動脈硬化を防ぐ「善玉コレステロール」と呼ばれています。そのため、HDLコレステロールが少なすぎると、健康リスクが高まります。
関連する主な病気…動脈硬化、心筋梗塞、脳血栓など関連する生活習慣…食生活、肥満、運動不足など
※受診するゆびさきセルフ測定室によって、測定項目など異なる場合があります。
矢作 直也(やはぎ なおや)
筑波大学医学医療系 内分泌代謝・糖尿病内科准教授。検体測定室連携協議会代表者。1969年東京都生まれ。東京大学医学部卒。日本学術振興会特別研究会、東京大学大学院特任准教授を経て2011年より現職。医師として糖尿病の診療に当たりつつ、研究者としてニュートリゲノミクス研究を推進。薬局と医療機関との連携による糖尿病早期発見プロジェクト「検体測定室連携協議会(ゆびさきセルフ測定室)」を展開するなど糖尿病学会のホープとして活躍中。