一時払終身保険
各種リスクと諸費用について
無配当 指定通貨建積立利率変動型一時払終身保険

指定通貨で「米ドル」を選択した場合、保険料円入金額を「米ドル」に換算する際、または保険金や解約払戻金等を「円」に換算する際に、為替相場の変動による影響を受けます。

• 為替相場の変動により、受取る保険金や解約払戻金の円換算金額が、保険料円入金額を下回り、損失が生じるおそれがあります。
• 為替相場の変動により、受取る保険金や解約払戻金の円換算金額が、契約時における保険金や解約払戻金の円換算金額を下回り、損失が生じるおそれがあります。

• ※為替相場の変動がなかった場合でも、為替手数料分が差引かれるため、受取金額が一時払保険料を下回る場合があります。

この保険は、主に債券で運用しています。解約・減額時に債券価格の変動を、解約払戻金額に反映します。このしくみを「市場価格調整」といいます。

• 解約・減額する場合、市場金利の変動に応じた市場価格調整額を引去ることにより、解約払戻金額が一時払保険料を下回り、損失が生じるおそれがあります。

一般的に、債券の売却価格は、市場金利が上昇すると下がり、逆に市場金利が下落すると上がる傾向にあります。そのため、解約・減額時の市場金利が、契約時または積立利率計算基準日と比較して、上昇した場合は解約払戻金額が減少し、逆に下落した場合は増加することがあります。（下図）

解約・減額時の市場金利	解約払戻金
契約時または積立利率計算基準日より上昇	減少することがあります
契約時または積立利率計算基準日より下落	増加することがあります

保険期間中に負担いただく費用（保険契約関係費）

保険契約関係費とは、死亡保障やご契約の締結・維持等にかかる費用です。積立利率を設定する際に、保険契約関係費率を差引いて設定しています。そのため、保険期間中、お客さまに直接負担いただく費用はありません。

解約や減額を行う場合の費用（解約控除）

契約日から10年未満で解約や減額を行う場合、積立金額に対して、経過年数に応じた以下の解約控除率を乗じた解約控除額を引去ります。

契約日からの経過年数に応じた解約控除率は、以下のとおりです。

• ※契約日から10年以上経過している場合は、解約控除を行いません。

保険金を年金で受取る場合の費用（年金支払特約を付加した場合）

年金支払開始日以降、受取年金額に対して、1.0％（2024年11月現在）を年金支払日に年金原資より控除します。

• ※年金額は上記の控除を前提に設定します。別途、年金額から差引く費用はありません。

為替手数料（指定通貨で「米ドル」を選択した場合）

• 保険料円入金特約を付加し、米ドル建の一時払保険料を円で払込みいただいた場合、保険料円入金額を米ドルに換算する際、1米ドルあたり0.20円を負担いただいています。（保険料円入金特約用為替レート TTM（対顧客電信売買相場の仲値） +0.20円）
  • ※適用する保険料円入金特約用為替レートには上記の為替手数料が含まれています。そのため、換算後に一時払保険料から差引く費用はありません。
• 円支払特約を付加し、米ドル建の保険金や解約払戻金等を円で受取る場合、保険金等を円に換算する際、1米ドルあたり0.01円を負担いただきます。（円支払特約用為替レート TTM（対顧客電信売買相場の仲値） -0.01円）
  • ※適用する円支払特約用為替レートには上記の為替手数料が含まれています。そのため、換算後に受取金額から差引く費用はありません。

米ドルの取扱い時にかかる費用

保険料の振込み、保険金や解約払戻金等の受取りを米ドルで行うとき、振込手数料やリフティングチャージ等の費用が別途必要になることがあります。各種手数料の金額やお支払い等については、ご利用の金融機関にご確認ください。

• ※保険金や解約払戻金を米ドルで受取る場合は、米ドルで受取れる口座が必要です。