
Interview
社員の声
- #キャリア入社
- #ITクラウド推進部
- #事業会社のIT部門
- #新技術
トレンド技術で創造的な仕事を。
選んだのは挑戦できる事業会社
I.K
2020年 キャリア入社
これまでに国内SIerや外資SIer、損害保険会社の情報システム子会社などを経験。アプリケーション開発、インフラ構築、技術方面のリード担当などに従事してきた。
自社サービスを支えるシステムにトレンド技術を取り入れながら、コアとなる部分も自分で手掛けられる環境を求めてオリックス生命に入社。ITクラウド推進部に所属し、上級クラウドアーキテクトとしてパブリッククラウド開発のデザインからサービスインまでを担っている。
Theme 01 現在の業務内容
トレンド技術を活用し、
より付加価値の高いサービスを提供

私が所属するITクラウド推進部は、オリックス生命の各種システムやサービスのクラウド基盤環境、およびネットワークインフラ基盤の構築・運用を担っています。
生命保険事業にて扱うシステムやサービスは顧客情報にも関わるため、必ずしもクラウド環境で構築できるわけではなく、オンプレミスで運用しなければならないものも少なからず存在します。そのため、既存のシステムの一部だけをクラウド化するなど、扱うデータの要件を踏まえたハイブリッドなアーキテクチャ構成が必要となります。
私は上級クラウドアーキテクトとしてそのグランドデザインからサービスインまでを一貫して担うとともに、さまざまなプロジェクトのデザイン支援も行っています。
オリックス生命のシステムは、業務ごとにデリバリ優先の個別最適化が進みサイロ化してしまっており、現在は各種システムの全体最適化を進めている途上にあります。複数システムに派生してしまっているデータ構造の影響で単独システムの刷新だけではデータモデリングの構造と俯瞰するシステム構成を根本的に改善できない状況や、複数存在している認証基盤の整理など、まだまだ取組むべき課題が残っています。
パブリッククラウドやAIなどのテクノロジーを活用し、これまでの開発経験を生かしながら、いかに付加価値の高いサービス提供を可能にできるかに心血を注いでいるところです。
Theme 02 仕事のやりがい
事業会社のIT部門だからこそ、
クリエイティブな仕事ができる


ITクラウド推進部は、自社に最適なクラウド基盤を、企業戦略を踏まえた基盤選択のプランニングの段階からサービスインまで一貫して内製化することを目的とした組織です。
トレンドに合った技術を取り入れながら自分の手で付加価値の高いシステムやサービスを作り上げていけることが大きな魅力です。事業会社のIT部門であることから「開発工程の一部にしか関われない」といったこともなく、案件発生の経緯や自社事業との関連性も理解しながらクリエイティブな仕事ができると感じています。
これまでの仕事で印象に残っているのは、当社では実績がなかったパブリッククラウドを活用した、お客さま向けサービスの構成要素の一つであるAPI連携基盤の開発です。お客さま向けサービスへの対応でサーバーレス(Function as a Service)アーキテクチャと駆動プログラム言語としてのPythonを初めて採用するにあたり、これらを適用する際の業界のトレンドやルールを調べ、プロダクトとして当社で継続的に利用していくスタイルを検討し、その後API連携基盤を保守・開発していくチーム向けの開発ガイドを整備しながら開発を進めました。
新しい技術の習得とアウトプットを並行して行い、一方で経験の浅い育成対象メンバーなど技術レベルの異なる人員のタスク調整やレビュー後のフォローアップも行いながらプロジェクトを完遂することができたのは、これまで培ってきた経験を生かせた事例だと考えています。
Theme 03 オリックス生命の魅力
IT技術者として、
やりがいとチャンスに満ちた環境

私が転職先に求めたのは、トレンド技術を活用したクリエイティブな開発ができる環境です。オリックス生命は内製化のためのIT専門組織の編成を模索し、まさに私のような志向のIT技術者を求めていたタイミングでした。
IT本部の週次定例ミーティングでは世の中のITや金融業界の潮流、トレンドのフィードバックがあります。システム開発やプロジェクトの進め方においても有識者レビューでチェックする仕組みができており、客観的な知見に基づく判断で実現性を担保する運用が実践されている組織だと感じています。
また、当社はいま多くのシステム刷新案件を手掛ける時期にあるのですが、メンバーの立場からでも積極的に発案し、賛同する社員を募りリーダーシップを執って案件を担うことができる、チャレンジし成長できる環境でもあります。
トレンド技術は海外から入ってくることが多く、今後は当社のようなIT分野以外の事業会社がそれらの技術を積極的に取り入れ自社のサービスに反映するという、国内のIT企業から提供されるサービスに頼るばかりでなく自ら開発するスタイルが台頭してくるでしょう。
技術に対して理解のあるマネジャーやリーダーがいて、常に最適なソリューションを追求する当社IT本部であれば、国内のIT企業と遜色ない技術的な挑戦ができるはずです。
※インタビューに記載の内容は、取材当時のものです