
Interview
社員の声
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- #事業会社のIT部門
出産、育児を経て戻っても、
自分らしいキャリアを描ける場所
S.S
2018年 キャリア入社
2014年に新卒入社した大手SIerで、クライアント先に社員支援要員として常駐し損害保険システムの保守開発や生命保険システムの新規開発などを担当。
社会を支えるシステムにより主体的に関わりたいという思いから、結婚を機に2018年にオリックス生命に入社し、ITプロダクトマネジメント部に所属。産休・育児休職を経て2022年5月に復職し、現在はIT品質保証部でIT統制領域を担当している。
Theme 01 現在の業務内容
コントロール活動を通して、
安定したITサービスの提供に寄与する

オリックス生命のIT本部には、業務システムの開発や運用を担う部門、その土台となるインフラ環境を構築する部門、会社全体のIT予算を管理し戦略を立てる部門、利用者向けのITサービス提供を担う部門があります。それら以外の役割を一手に担うのが私たちIT品質保証部です。
私が所属するIT統制領域はシステムリスクの点検、監査対応、委託先のセキュリティリスク管理、IT本部内のコンプライアンス確保などの管理活動をしています。システム関連のプロジェクトをスタートするためには、予算の確保や契約の締結、それらを適切に承認するガバナンスプロセスが必要です。そういった規程やルールを整備し社員の皆さんに守っていただくコントロール活動はもちろん、手続きを一つひとつ改善し、無駄を省いて手戻りなく進められるようにするQC活動(改善活動)にも力を入れています。
例えば手続き業務の効率化は開発・運用に関わる幅広い部門の業務改善につながり、それによって空いた時間を個人のスキルアップにつなげることもできるはずです。まだまだ仕掛かり中の取組みですが、今後成果につなげていきたいです。
Theme 02 仕事のやりがい
品質保証業務が向き合うのは
「社会」というお客さま


IT品質保証部は、規程やルールを整備し社員に守ってもらうことが仕事の、いわば当社IT本部の「法の番人」なのですが、「このようにルールで決まっているから」と押し付けるのではなく、必要あればルールを見直すことも含めた最適解を考えています。
IT本部は人間関係がよく、優秀な社員がたくさんいるので監査対応も関係部門の協力を得ながらスムーズに進めることができています。管理・統制業務を通じて会社の経営に関与できていることも大きなやりがいですね。
以前にITプロダクトマネジメント部でシステム開発を担当していた時はそのシステムを利用する業務部門の方々、その先にいる保険加入者の皆さまがお客さまでしたが、現部門でIT統制を担当してからは現在の保険者加入者の皆さまだけでなく、オリックスグループに関わる方々、そしてこれからご契約いただく可能性のある皆さまがお客さまだと考えています。
当社の保険に未加入の皆さまに「オリックス生命の保険に入ろう」と思っていただくには、当社が会社として信頼されていることが大前提です。会社全体のシステムリスク管理や監査に携わる現部門での仕事は、当社が社会への責任を果たし信頼され続けることにつながっています。
Theme 03 オリックス生命の魅力
求めたのは「社会貢献を実感できる仕事」と
「戻って来られる場所」

転職先として重要視していたのは、「生命保険会社のIT部門」であることです。
私は前職でもSIerの立場でクライアントである生命保険会社に常駐し、生命保険システムの開発に携わっていました。前職の経験で生命保険が社会に必要とされる事業であることを実感し、生命保険会社の一員としてお客さまに寄り添いたいと思ったことから転職を意識するようになりました。
同時に求めたのは、将来出産、育児休職を経た後にも、IT技術者としてキャリアを継続できることでした。当社はシステム開発の規模が大きく、20代の若手でもさまざまな経験をして成長しながら働けることが魅力なのですが、それに加えて「くるみん認定」の取得などライフステージが変わっても働き続けられる環境が整っていることも決め手になりました。私は入社3年目に出産を経験し、合計1年以上の産休、育児休職を取得しました。復職後はIT品質保証部に配属となり、IT品質保証部におけるやりがいを実感してからはシステム監査業務だけでなくリスク管理スペシャリストも目指したいと考えています。
また、定期的にキャリアパスを相談する機会もあるので、育児が落ち着きキャリアを再検討することがあればシステム開発、運用部門への異動も考えたいと思っています。育児休職復帰後のキャリアモデルの一つとして、私の経験が参考になればと思っています。
※インタビューに記載の内容は、取材当時のものです