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死亡保険金はいくら必要?

生命保険に加入の際は目的に合わせて選ぶことが大切です。家族構成やライフステージによって、生命保険の加入目的や必要保障額は異なりますし、死亡保険の種類によって、その特徴も保険料も異なります。保険種類の特徴がわかると自分に合った保険を選びやすくなります。

暮らしや目的に合った死亡保険(生命保険)の選び方

生命保険商品はいくつかの種類があります。その人のライフステージや目的によって加入すべき生命保険商品は異なります。今回は生命保険商品の中でも『死亡保険』についてライフステージや目的別に特徴などをお伝えします。

(1)子どものための教育費をのこしたい

家族の暮らしを経済的に支えている人には死亡保険が必要と言われています。生計の主体者に万一のことがあった場合、収入が大幅に減少するため、のこされた家族が経済的困難に直面する可能性があるからです。
子どもがいる家庭では、生計の主体者に万一のことがあっても子どもが希望する進路に進めるように死亡保険を備えておきましょう。
この場合、保険料を抑えて一定期間大きな死亡保障を備えられる「定期保険」がおすすめです。

(2)家族のために生活費をのこしたい

生計の主体者に万一のことがあった場合に備え、のこされた家族が安心できる生活費を確保しておくことも重要です。家族の生活費に備えたい場合は定期保険の一種である「収入保障保険」がおすすめです。一般的にのこされた家族の必要保障額は、時間の経過とともに年々減少します。収入保障保険は保険期間の経過とともに受取れる保険金額の総額が少なくなるため、一般的な定期保険よりも保険料を抑え合理的に備えることができます。

(3)葬儀費用を準備したい

独身者や共働きの夫婦、子どもが独立した後の夫婦の必要保障額は、子育て中の家族の必要保障額よりも一般的には小さくなります。しかし、万一のときのお葬式や死後の整理資金にはそれなりの費用がかかります。そうした費用で周りの人に負担をかけないためにも一生涯保障の「終身保険」で備えておきましょう。
終身保険は掛け捨ての定期保険よりも保険料が高めになりますが、終身保険の多くには貯蓄性があり、死亡保障が必要なくなった場合は解約すると解約払戻金を受取ることができるため、老後資金の準備に活用することもできます。

万一のときに必要になる必要保障額は家族構成やライフステージによって変化します。
結婚したときや子どもが誕生したときには、死亡保険に加入することをおすすめします。また、すでに加入している保険がある場合には、定期的に保障内容を確認し、ライフステージに合わせて見直しましょう。

死亡保険(生命保険)の種類とメリット・デメリット

死亡保険にはいくつかの種類があります。それぞれの種類と、メリット・デメリットを知り、あなたに合った死亡保険を見つけましょう。

(1)定期保険

定期保険は、一定期間を保障するタイプの死亡保険です。保険期間内に死亡・高度障害状態になれば保険金を受取れます。何ごともないまま保険期間が終了すると、保険金は受取れません。

メリットは、終身保険に比べて保険料が抑えられることです。大きな死亡保障を必要とする人が、家計の負担を抑えながら、死亡保障を備えることができます。デメリットは、保険期間の途中で解約しても解約払戻金はないか、あってもごくわずかであるものが多いことです。

(2)収入保障保険

収入保障保険は、定期保険の一種です。一般的な定期保険が保険金を一括で受取るのに対して、収入保障保険は、のこされた家族が保険金を給料のように毎月一定額で受取ることができます。

メリットは、のこされた家族にとっての保険金の使いやすさにあります。例えば、数百万~数千万円をまとめて一度に受取るよりも、数万円~数十万円ずつ毎月受取るほうが、生活設計がしやすいでしょう。また一般的にのこされた家族に必要な生活費は、時間の経過とともに年々減少します。収入保障保険は保険期間の経過とともに受取れる保険金額の総額が少なくなるため、一般的な定期保険よりも保険料を抑え合理的に備えることができます。

デメリットは、定期保険の一種のため保険期間の途中で解約しても解約払戻金はないか、あってもごくわずかであるものが多いことです。

(3)終身保険

終身保険は死亡保障が一生涯続く保険です。

メリットは、保障が一生涯続くため、何歳で亡くなったとしてものこされた家族が死亡保険金を受取れることです。また、多くの終身保険は貯蓄性があります。一般的に支払った保険料の一部が蓄えられているため、死亡保障が必要なくなった場合に終身保険を保険期間の途中で解約すると、解約払戻金を受取れます。デメリットは、一定期間だけを保障する定期保険に比べると、一生涯を保障する終身保険は保険料が高く、早期に解約すると支払った保険料の総額よりも解約払戻金が少ない場合があります。

(4)外貨建終身保険

外貨建終身保険は払込んだ保険料が、米ドルや豪ドル、ユーロなどの外貨で運用される終身保険です。保険金額や保険料も外貨で設計されています。

メリットは円建終身保険に比べて保険料が安いことです。一般的に外貨建終身保険は円建終身保険よりも予定利率が高いため、同じ保障内容であれば外貨建終身保険の方が保険料を抑えて加入することができます。また、外貨建保険は為替相場の影響を受けます。死亡保険金や解約払戻金を受取るときに契約したときよりも円安だった場合、受取れる金額は当初の想定よりも多くなり、大きな運用効果を得ることができます。デメリットは死亡保険金や解約払戻金を受取るときに契約したときよりも円高だった場合、受取れる死亡保険金や解約払戻金の円換算後の金額が支払保険料総額を下回り元本割れを起こす可能性があることです。

(5)引受基準緩和型死亡保険

入院歴、手術歴や持病がある人も加入しやすい死亡保険です。告知項目を通常の死亡保険よりも少なくし、その告知項目に該当しなければお申込みできます。

メリットは、入院歴、手術歴や持病がある人も加入しやすいため、他の保険に加入を断られた人も申込めることです。デメリットは、保険料が一般的な死亡保険よりも高めに設定されていることです。また、加入から一定期間内に死亡した場合には、受取れる死亡保険金が削減される場合もあります。支払削減期間の有無についても確認しておきましょう。

死亡保険金はいくら必要?

オリックス生命のウェブサイトにある「必要保障額シミュレーション」は、家族構成や収入、支出などを入力すると、手軽に死亡保険の必要保障額を計算できるツールです。このシミュレーションを使って、Aさんの死亡保険の必要保障額を試算してみましょう。

Aさんのプロフィール

Aさん(30歳 会社員)は、30歳の妻(パートタイム)と1人の子ども(5歳)の3人家族。近頃マイホームを購入して住宅ローンを返済中です。Aさんの月収は35万円、妻の月収は10万円、Aさんに万一のことがあったとき、のこされた家族の1か月あたりの生活費は住宅ローンと教育費を除いて30万円。将来、子どもは大学まで進学させたいと考えています。

あなたの選んだプロフィール
  • 妻の現在の年齢:30
  • 子どもの人数:1(末子の年齢:5)
  • 教育費(総額):1,000万円
  • 生活費(月額):30万円
  • 妻の収入(月額):10万円
  • 世帯主の職業:会社員
  • 世帯主の収入(月額):35万円

全体のイメージ

のこされたご家族に必要な保障額の目安が算出されました。

万一の場合の生活費[収入保障保険などで準備] 教育費として[定期保険・収入保障保険などで準備] 死後の整理資金(葬儀費用など)として[終身保険などで準備]① 万一の場合の生活費[収入保障保険などで準備] ② 教育費[定期保険・収入保障保険などで準備] ③死後の整理資金(葬儀費用など)の目安として[終身保険などで準備] 妻の年齢 30歳現在 47歳 末子が22歳を迎えるとき 65歳 年金をもらえるとき

万一の場合の生活費
[収入保障保険などで準備]
2,856万円*
教育費
[定期保険・収入保障保険などで準備]
1,000万円
死後の整理資金
(葬儀費用など)の目安として
[終身保険などで準備]
280万円
  • 妻が65歳になる(年金をもらえる)までの期間の必要保障額の目安。
    のこされたご家族が受け取るお金が毎月の生活費を上回る場合は「0」を表示しています。
    (生活費(月額)-(妻の収入(月額)+遺族年金(月額)))×12か月×(妻が65歳になる(年金をもらえる)までの期間)で算出。

シミュレーションの結果、Aさんの必要保障額はこのようになりました。

計算式

万一の場合の生活費約2,856万円+教育費約1,000万円+死後の整理資金約280万円=約4,136万円

Aさん(必要保障額 約4,000万円)の場合の保険料は?

死亡保険には大きく分けて定期保険、終身保険があり、それぞれ異なるメリットがあります。これらをうまく組合わせることで保険料を抑えつつ必要保障額を備えることができます。先ほどのAさん(必要保障額:約4,136万円)を例に必要保障額をすべて保険で備える場合どのような保障がよいか考えてみましょう。

年金受給までの配偶者の生活費など時間が経つにつれ必要な額が減少するものは収入保障保険で、子どもの教育費など一定期間のうちにまとまったお金が必要になるものを保険料が割安な定期保険で、葬儀費用などいつ万一のことがあっても必要となるお金を終身保険で備えることで合理的に必要保障額を備えることができます。Aさんの場合、おすすめの保険の組合せは以下のようになります。

Aさん(30歳男性)の場合の保険料

商品名 内容 月払保険料
収入保障保険キープ 目的:万一の生活費に備える
年金月額:10万円
保険期間:65歳満了
支払保証期間:1年
3,270円
定期保険ブリッジ 目的:子どもの教育費に備える
死亡保険金額:1,000万円
保険期間:20年満了
1,500円
終身保険ライズ 目的:死後の整理資金に備える
死亡保険金額:300万円
保険期間:終身
保険料払込期間:終身払
3,762円
上記3商品の合計 8,532円

保険料は2024年4月1日現在のものです。

  • インターネット申込みの場合、収入保障保険キープとその他死亡保険商品の同時申込みはできません。

必要保障額シミュレーションをしてみる

複数の保険を組合わせて必要保障額を備える

さまざまな種類の保険を組合わせることで必要な保障を効率よく備えることができます。保険の組合せや必要保障額は家族構成やライフステージによって異なるため、「必要保障額シミュレーション」を参考に万一のときも経済的な不安なく生活できる金額を備えましょう。

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