法令等遵守態勢

当社は、以下のコンプライアンス基本方針を定めています。

コンプライアンス基本方針(概要)

• 当社は、生命保険会社としての社会的責任および公共的使命に鑑み、コンプライアンスを経営の根幹をなすものと位置づけ、適切な態勢を整備し、業務の健全かつ適切な運営および保険募集の公正を確保する。
• 当社は、業務全般において次の各号を実践することを「コンプライアンス」という。

• (1)法令等（法規範）を遵守した行動
• (2)社内規程を遵守した行動
• (3)社会一般の倫理、常識および規範に則した行動
• (4)オリックスグループの「ORIX Group Purpose & Culture」および「行動指針」に則した行動
• (5)「オリックス生命理念」に則した行動
• (6)「お客さま本位の業務運営方針」に則した行動

• 当社の業務に携わるすべての者は、法令・規程等を理解し、誠実にコンプライアンスに徹する責務を負う。

当社は、経営会議の下にコンプライアンス委員会を設置し、コンプライアンスに係る重要事項を審議・決裁しています。また全社的なコンプライアンスの推進、統括を行うコンプライアンス部を設けています。各部門長（部長・支社長）をその部門のコンプライアンス責任者、各チーム長をコンプライアンス担当者とし、コンプライアンスを実践しています。

(1)規程・マニュアルの整備

全役員および社員が守るべき規程・マニュアルを整備し、コンプライアンス研修等により周知・徹底しています。また募集人・代理店には、募集人・代理店が遵守すべき法令等や募集に関するルールを解説した「募集コンプライアンス・マニュアル」を作成・配布し、これに基づき研修を実施しています。

(2)コンプライアンス・プログラム

事業年度ごとに「コンプライアンス・プログラム」（全社にわたるコンプライアンスおよび適正な募集管理を推進するための具体的な取組計画）を策定しています。このコンプライアンス・プログラムに基づき、コンプライアンス部は社員にコンプライアンス研修を実施し、また、コンプライアンス責任者は各部門でコンプライアンス実行計画を策定し、コンプライアンスを実践しています。

(3)コンプライアンス・ホットラインの設置

当社内における法令違反、社内規程違反、社会通念に反する行為等を早期に発見し、不祥事を未然に防ぐとともに、必要な改善を図るために、内部通報窓口として、コンプライアンス・ホットラインを設置し、当社に勤務している者は誰でも報告・相談できる態勢としています。報告・相談内容は秘密とし、匿名での報告・相談も受付けています。また、報告・相談者に対する不利益な取扱いを禁止しています。

当社は、マネー・ローンダリングおよびテロ資金供与対策を経営上の重要課題の一つと認識し、関係法令等を遵守するとともに、マネー・ローンダリングおよびテロ資金供与リスクを特定・評価し、これに基づき取引時確認や取引フィルタリング等のリスク低減措置を講じています。
また、疑わしい取引の届出の状況を分析すること等により、リスク管理態勢の強化に努めています。

当社は、内部統制システムを整備し、業務の適正を確保することにより企業価値の向上を目指しています。
当社の株主であるオリックス株式会社がニューヨーク証券取引所に上場していることから、米国企業改革法（サーベンス・オクスレー法）に基づき、財務報告に関する内部統制評価を実施しています。
また、会社法および会社法施行規則に基づき、「内部統制基本規則」にて具体的な内部統制態勢を定めています。