がん保険の選び方
治療費以外の出費がかさみがちな、がん治療
がん保険とは、がんで入院したり、手術を受けたときに給付金が受取れる保険のことをいいます。
がんは、日本人の死因のトップで、私たちにとって非常に身近で深刻な病気のひとつとなっています。
医療技術の進歩にともなって、がんは早期発見・早期治療で治せる時代になりました。しかし、がんが寛解するまでの治療期間は長期間におよび、再発予防の治療や経過観察など治療費がかさむことでも知られています。
退院患者平均在院日数
[出典]厚生労働省「令和2年 患者調査」
治療費は公的医療保険制度により、一部をまかなうことができます。しかし、公的医療保険制度の対象とならない先進医療による治療を受ける場合、全額自己負担となります。高額療養費制度の対象にもなりません。
また、一般的に入院時の1日あたりの自己負担費用は、平均 約20,700円ですが、がんの治療は治療費以外の出費もかさみがちです。病院までの交通費や差額ベッド代、セカンドオピニオンを受けるための費用やウィッグ(かつら)など思わぬ費用がかかる場合があります。
入院時の1日あたりの自己負担費用
[出典]公益財団法人 生命保険文化センター「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」をもとに当社にて作成
※集計ベース:過去5年間に入院し、自己負担費用を支払った人[高額療養費制度を利用した人+利用しなかった人(適用外含む)]
※治療費・食事代・差額ベッド代に加え、交通費(見舞いに来る家族の交通費も含む)や衣類、日用品などを含む。高額療養費制度を利用した場合は利用後の金額。
通常の医療保険でも「がん」は保障の対象となりますが、「がん」に特化することでより保障を手厚くしているのが「がん保険」です。保障が手厚ければ、治療法の選択肢を狭めず、治療に専念することができます。
それでは、具体的にどのようなポイントに注意して選べば良いのでしょうか?
どんな保障があって、どんなときに受取れるのか?
いざというときに受取ることができなかったということがないように、「どのようなとき」に「何が」「どれくらい」受取れる保険なのか、しっかりと把握しておくことが大切です。
オリックス生命のがん保険ビリーブの場合
がんと診断確定されてから入院・手術・退院・通院までをトータルに一生涯保障します。
特に、がんと診断されたときに、自由に使えるまとまったお金として一時金が受取れると、治療開始時の費用負担に関する不安を軽減することができます。また退院後、通院による治療を続けなければならないときに、がんの治療を目的とした通院給付金が受取れる保障があると、さらに安心です。
- *1詳しくは、「商品詳細」にてご確認ください。
- ※「がん退院一時金」をお支払いした入院の退院後、退院日を含めて30日未満に開始した入院の退院についてはお支払いしません。
オリックス生命のがん保険ウィッシュの場合
「働き盛り」「お子さまの成長期」など、がんに負けられない大切な期間に手厚い保障が備えられます。
がんと診断されたときにまとまった金額が受取れるため、がんの治療費の他、収入減少時の生活費等にも幅広くご利用いただけるので安心です。
- *2詳しくは、「商品詳細」にてご確認ください。
- *3「上皮内新生物」および「皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がん」は含まれません。
- がんにかかわる保障は、責任開始日からその日を含めて91日目(がん責任開始日)より開始します。
- 悪性新生物初回診断一時金特約の保障は、責任開始日からその日を含めて91日目(悪性新生物責任開始日)より開始します。
- がん責任開始日前にがん(または悪性新生物責任開始日前に悪性新生物)と診断確定されていた場合には、保険契約は無効となります。
がんでの入院や通院の給付金の支払いに支払回数や支払日数の制限を設けているがん保険もあります。詳しい条件を比べながら、加入を検討することが大切です。